東南アジアの王朝変遷

中国統一前

  • 紀元前4世紀ドンソン文化が始まる。

  • 紀元前3世紀秦が領域の南限に象郡を設置。

  • 紀元前2世紀武帝の時代の漢が南越国を滅ぼし日南郡や交趾郡を設置。

後漢

北東部は相変わらず中国の支配を受けるが、中国から遠い地域では独自の王朝が成立する。
1世紀には、東南アジア最初の国家が扶南が誕生し、2世紀には林邑も成立。

隋唐

  • 6世紀後半にドヴァーラヴァティー王国が成立。
  • 7世紀義浄がシュリーヴィジャヤに立ち寄る。
  • 628年真臘が扶南を滅ぼす。
  • 750年シャイレンドラ朝が成立。
  • 8世紀後半チャンパーが環王とされる。

大陸部では、6世紀、7世紀、8世紀と連続して、タイ、カンボジアベトナム中部で変化が起きる。

唐末から宋

大陸部では、9世紀、10世紀、11世紀と連続して、カンボジアベトナム中部、ベトナム北部で変化が起きる。

13世紀−モンゴルの世紀

北側がモンゴル帝国に襲われる。

ベトナム北部は当初明に支配されていた。

16世紀−ポルトガルによる侵略

ポルトガルマラッカ王国が滅ぼされ、代わりに他のイスラム諸国が繁栄した。

17世紀―オランダによる侵略

清(ただし18世紀に限る)

  • 1752年コンバウン朝が成立。
  • 1767年コンバウン朝がアユタヤ朝を滅ぼす。
  • 1778年西山朝が成立。
  • 1782年チャクリ朝が成立。

18世紀にベトナム、タイ、ミャンマーで新王朝が揃って成立する。

19世紀−英仏による侵略の時代

タイだけ近代化し、独立を保つ。

20世紀−反帝国主義運動と日本の進軍

  • 1904年ファン・ボイ・チャウらが維新会を設立し東遊運動を推進。
  • 1932年ピブーンソンクラームが立憲革命を起こす。
  • 1940年仏印進駐。

唯一の独立国タイでは立憲革命が起こり、近代化がさらに進む。

<関連記事>
各世紀の特徴
アジア植民地化の流れ